漫画・ドラマ・映画

    トモダチゲーム2巻特別番外編のネタバレとあらすじまとめ!感想も加えてみた!

    トモダチゲームの2巻の本編の後に特別番外編として2つ話が掲載されています。この特別番外編はトモダチゲームの本編が始まる前のお話です。

    なのでトモダチゲームに出演している人物は友一しか出てきません。出てくると言っても、数ページ分なのでほんの少しだけです。

    トモダチゲーム2巻特別番外編「ケンちゃん大丈夫?」のあらすじとネタバレ

    主人公のケンちゃんの小学校時代の回想から始まります。

    ケンちゃんはクラスの委員長になったりテストで100点をたくさん取り、徒競走ではいつも1位で勉強のみならず、運動神経も抜群です。

    そんなケンちゃんが小学校の頃に転校しクラスの友達が追いかけてきています。

    「俺はみんなのこと忘れない!俺たちは永遠に友達だ!」

    狭い部屋の中央に汚らしい布団が敷いてあり、その周りには空になった弁当のゴミやお菓子のゴミ、飲み終えた空き缶や読み終えた雑誌が無造作に置いてあります。

    「あ〜、あの頃はよかったなぁ〜」

    部屋の中でゴロゴロしていたケンちゃんの電話が鳴りました。電話の相手は先輩で貸していたお金の返済についてでした。

    電話口で先輩に冗談で脅されながらも、来週までに借金額500万円を返す約束をしています。ケンちゃんにはあてがありました。

    ケンちゃんは右手で借金をしている先輩と話しながら、左手にはトモダチゲームの招待状を持っていました。

    ケンちゃんはいつもの汚い服装から綺麗な服装に着替えます。たるんだお腹はコルセットで引き締めます。

    ケンちゃんはこれから小学校の同窓会があるため、正装に着替えています。

    待ち合わせの小学校の前に着くと、小学校の頃の友達が集まってきました。

    ケンちゃんの小学校のトモダチ

    「やっぱりケンちゃんだ!小学校以来だね!」

    野村隼人

    小学校時代の一番の親友。何をやるにも一緒だった。何をやってもケンちゃんに敵わなかった最高の引き立て役。

    ーーーーー

    「・・・久しぶり、ケンちゃん」

    千草楓

    クラスの中で一番可愛かった。何度も告白されたが、女の子に興味がなかったため、付き合うことはなかった。(今なら付き合ってもいい)

    ーーーーー

    「おお、ケンちゃんか!」

    坂下海人

    クラスのイジメられっ子。いつもケンちゃんがかばってやっていた。当時はケンちゃんのパシリ。

    ーーーーー

    「あ、えっと・・・久しぶり・・・ケンちゃん」

    宇崎フミ

    クラスの中で一番地味だった女の子。よく存在を忘れられていて、取り残されていたのを助けてあげた。多分ケンちゃんのことが好きだった

    ケンちゃんの友達集合

    ケンちゃんは海人の体型についていじります。当時から少し太っています。宇崎にも絡みます。最初見た時わからなかったが綺麗になったと言います。そのケンちゃんの言葉に宇崎は少し照れます。

    ケンちゃんは友達4人に「同窓会に行く前にどうして集めたのか」と聞かれます。しかしその質問にケンちゃんは「いや、お前らに俺はここに呼び出された」と嘘をつきます。

    そこでケンちゃんの背後から怪しい人が近づいてきて、気を失わされます。

    「ケンちゃん、大丈夫?」

    ゲーム進行のマナブくんがケンちゃんに声をかけます。目を覚ますと、友達全員はすでに目を覚ましていました。

    本編の第一ゲームと同じ会場に連れてこられました。

    今回の犯人はすでにケンちゃんとわかっているので、ケンちゃんがこのトモダチゲームに友達を巻き込んだことになります。借金は500万円です。しかし通常トモダチゲームは借金500万円程度では参加することができません。借金が500万円なので、1人の借金は100万円となります。

    そして1つのゲームにクリアすると200万円プレゼントされます。今回も5人で参加するので、200万円を5人で割って、1人40万円もらえます。

    つまり、ゲームを5回クリアすることで、借金をすべて返済できることになります。しかし今回は先ほども書いたように、借金が500万円と少ないので、マナブくんから特別ルールが言い渡されました。

    第1ゲームでゲームオーバーになってしまったら、残った借金が2倍になってしまいます。つまり1人の借金が100万円ですから、ゲームをクリアできないと、借金が1人200万円まで膨れ上がるということになります。

    「これって強制参加なの?」

    小学校の一番の親友の野村がマナブくんに質問します。

    この第1ゲームは強制的に参加させられるものではなく、自分たちで不参加も選ぶことができます。しかし不参加を選んだ場合は、元々500万円を借金していた人が2倍の1000万円を借金して帰ることになります。

    「そんなの参加するに決まってるだろ」

    ここでケンちゃんがマナブくんに言います。みんなはケンちゃんの参加表明に戸惑います。ゲームでクリアできなかったら、借金が2倍になってしまいますから。しかしケンちゃんもここで参加をしない選択を取れば、ただ借金を2倍にして帰ることになります。

    ケンちゃんが友達みんなを説得し始めます。

    「お前ら借金をしたやつのことを考えてみろ」

    「本当に困り果てて参加したはずだ」

    「そしてこのゲームに俺たちを選んだ」

    「俺たちを友達と見込んで!」

    ケンちゃんは友達を思うそぶりをして友達全員を説得し始めます。もちろん借金を背負っているのはケンちゃんなので、自分を守るために騙しています。

    ですが、野村が意外なことをケンちゃんにいいます。

    「この感じ懐かしい」

    野村は小学校の頃に友達5人で団結している姿を思い出したようにも思えます。何か1つのことをケンちゃん中心でやり遂げる。そんなことを思って野村は「この感じ懐かしい」とケンちゃんに言ったのでしょう。

    そして他の友達もケンちゃんの誘いにのり、ゲーム参加を決めます。

    「やっぱりお前やを選んでよかったよ」

    「ちょれ〜」

    ケンちゃんの本性が見え隠れします。

    ケンちゃんは小学校の頃、みんなの中心にいました。何をするにもみんなが付いてきたし、ケンちゃんは自分自身というカリスマを称える信者だと思っているわけです。

    なので、ゲームに参加した時点でケンちゃんは借金を誰かに被せることができると思っています。

    「じゃー第1ゲームのルール説明をするね」

    マナブくんが切り出します。

    第1ゲームは「じゃんけんゲーム」です。

    第1ゲーム”じゃんけんゲーム”のルール説明

    全員に「グー」「チョキ」「パー」が書いてあるカードを3枚配ります。各カードを使えるのは1回だけです。つまり最初に「パー」を使ったら、2回目3回目に「パー」を使うことはできません。

    「じゃんけんポン」の合図で全員がカードを1枚出していき、全部カードを使いきります。カードを使い切るまでに「アイコ」が出ればゲームクリアになります。

    しかもカードを出す前に全員で何を出すか話し合いをしてもいいというルールです。

    そして勝敗が分かれた場合は、勝った人数×50万円を負けた人で分け合うということになります。

    つまり3人勝った場合は3人が50万円の借金を減らすことができます。その減らした分を負けた人2人が150万円を割って、1人75万円が借金に加えられるというものです。

    4人で勝てば、負けた1人が200万円の借金を抱えることになります。

    第1ゲーム”じゃんけんゲーム”前の会話

    「こんなの適当に出したってアイコになる可能性が高い」

    ここで坂下が提案しますが、ケンちゃんが止めに入り新たな提案をします。

    「みんなで同じカードを出してアイコにするんだ」

    このケンちゃんの提案にみんなは賛成します。そしてケンちゃんは最初にみんなでチョキを出そうと提案します。

    しかしケンちゃんの作戦はこうです。

    ケンちゃんの”じゃんけんゲーム”必勝法

    ケンちゃんが最初にチョキを出そうと提案したのは、自分がグーを出すためです。なんでグーを最初に出そうかと思ったのかというと、「最初はグー」だと思ったと、言い訳ができるからです。

    最初のゲームはケンちゃんがグーを出し、他のみんながチョキを出してケンちゃんだけが借金を100万円から50万円に減らすことができます。

    やはり友達全員に責められると思いますが、先ほどの「最初はグー」だと思ったという言い訳で乗り切れると思っています。

    そして2回目のじゃんけんで「次は俺チョキ出すから、みんなはグー出して!」と提案して、ケンちゃんはパーをして、借金を全部友達にかぶせて逃げるのが、ケンちゃんの必勝法です。

    借金が100万円なので、うまくいけば2回のじゃんけんで、このゲームから抜けられるが果たして?

    じゃんけんゲーム開始

    「じゃんけんぽん!」

    全員がカードを机に出します。

    「えぇぇぇーーーーー!!!!!」

    ケンちゃんが叫びます。

    ケンちゃんはグーを出し、友達全員がパーを出したのです。ケンちゃんはここで作戦がバレたと思います。

    「さすがだよ」

    野村がケンちゃんに言います。

    野村はケンちゃんが勝つようにわざとパーを出したと伝えます。小学校の頃からケンちゃんには世話になりっぱなしで、いつかみんなでケンちゃんに恩返しがしたかったのだそうです。

    しかしケンちゃんはみんなを裏切り自分だけが勝とうとして、結果的にグーを出して負けました。

    このケンちゃんの1人負けについて、ケンちゃんは野村たちをかばったと思われています。グーを出したのは1人で負けるためだと。

    「その通りさ!」

    ケンちゃんはみんなに話を合わせます。作戦がバレたわけではなく、友達の全員が結果的にケンちゃんの一人負けをもたらしたのだと、自分自身が思っています。

    ですが、借金はケンちゃんが200万円増えて、友達全員は50万円減りました

    「次は俺たちはグーを出す、だからケンちゃんはパーを出して!」

    野村が提案してきました。さらに今回のじゃんけんでケンちゃんが一人勝ちをしたら、1回目のじゃんけんでケンちゃんが被った借金200万円を元に戻して欲しいと、野村はマナブくんに提案します。

    マナブくんはその提案を承諾して、3回目のじゃんけんでアイコを出して第2ゲームを5人で頑張ろう!というのが野村の考えです。

    その野村の考えにケンちゃん賛成し、2回目のじゃんけんを。

    「じゃんけん・・・いや・・・待て」

    ケンちゃんはふと思います。この流れは最初自分がみんなを騙そうとしていた流れと全く同じだと。このまま2回目のじゃんけんで負ければケンちゃんの借金は1000万円です。

    「なぁお前ら」

    ケンちゃんがみんなに話しかけると、みんなの顔が不敵な笑みでこっちを見てきます。

    「なぁ〜に?」

    ケンちゃんはみんなが自分を裏切ると思い込み、チョキを出して、本当にみんながグーを出せば負けてしまいます。しかし野村の言う通りにパーを出して友達がチョキを出せば、ケンちゃんの負けです。

    つまりケンちゃんは友達を信じてパーを出すか、友達を裏切りチョキを出すかの選択をしなくてはいけません。

    ケンちゃんは小学校の頃のことを思い出します。ケンちゃんと一緒に楽しく遊んだ日々や信頼されていたことなど、総合的に考えてケンちゃんは友達は自分を裏切らないと信じました。

    「じゃんけんぽん!」

    ケンちゃんは友達を信じてパーを出しました。しかし友達全員はケンちゃんを裏切りチョキを出しました。

    この結果、ケンちゃんだけが2回負けて借金1000万円で帰ることになります。

    「野村の言う通りになったね!」

    実はケンちゃんが借金を背負って友達をトモダチゲームに巻き込んだことをバレていました。つまりケンちゃんがみんなを騙していることは最初からバレていたんです。

    さらに友達だと思っていたみんなが小学校の頃からケンちゃんのことを嫌がっていたことも知らされてしまいます。

    「俺たち、もう27歳だぜ」

    「もう昔のこと、覚えてないよ」

    野村がケンちゃんに言い放ちます。

    「だからケンちゃん、いや”ケンイチ”」

    「いい加減、今の自分を見ろよ」

    ケンちゃんは涙ぐみながらこう言います。

    「お・・・俺は、ケンイチじゃなくて、ケンジだよ」

    トモダチゲーム2巻特別番外編「ケンちゃん大丈夫?」の感想

    トモダチゲームの番外編のあらすじとネタバレを書いてみました。話的には短いですが、ものすごく悲しい気持ちになりますね笑。

    最後の名前を間違えられるところはさすがにケンちゃんが可哀想です。しかしこうやって今何もない人は過去の自分の栄光を誰よりも美化しますよね。

    他に自分が誇れるところがない人間は、過去の自分を美化させてしまうので、ケンちゃんは本当に可哀想です。

    友達だと思っていた人からの仕打ちは心へのダメージが大きいです。でも、ケンちゃんも騙そうとしていたので、自業自得ですかね。