1999年7月26日にアメリカ公開し、1999年10月9日に日本公開になりました。
本作がきっかけでラッパーのLLクールJは成功を収めました。
目次
映画「ディープ・ブルー」の簡単なあらすじ
- 太平洋地下にある、科学研究所アクアティカ。そこでは官民からなるアルツハイマーの治療薬研究がおこなわれていた。
- 彼らは恐竜時代からその姿を変えないサメに注目した。サメの遺伝子を操作し、強化・巨大化・知能の進化をさせることで独自の治療薬が生まれると確信していた。
- ある日サメが脱走し、地元の若者を襲う事件が起きたことでクレーム処理と実験の視察のためにそこを訪れたスポンサーのラッセルは、そこで研究の最終段階を確認することとなる。
- ラッセルは研究主任のスーザン、警備主任のカーターなどと遭遇。また、ハンサムな黒人でコックのプリ―チャーとも遭遇し、ジョークを交わすなど周囲に溶け込んでいく。
- そんな中、実験の最終チェックがおきた。科学者チームはサメを回収すると脳内の脳波をチェックしようとした。実験は成功だった。
- 喜ぶ科学者チームだったが、科学者の一人であるウィットロック博士がサメに近づくとサメは彼の腕を食いちぎった。
- カーターはサメを射殺しようとするが、スーザンはサメを逃がした。その暴挙に激怒するカーター。
- しかし、冷静な彼はスーザンを怒るのは後でウィットロック博士を助けるために救助ヘリを要請する。
- 大雨の中、博士は緊急ヘリに運ばれようとしていたが海に飛び上がったが、途中で事故が発生。それに気がついたサメはウィットロック博士の乗った担架に食らいつくと、海へと引きずり込んだ。
- その様子に気がついたチームだったが、サメはアクアティカのモニターに担架を投げ飛ばしモニターを破壊する。
- 慌てて逃げるメンバー、海の水は徐々にアクアティカを飲み込んでいくのだった…。
映画「ディープ・ブルー」の結末は?ネタバレも含む
スーザンとカーターやラッセルが反発!サメの餌食に?
海の水に覆われ、徐々に沈んでいくアクアティカ。沈む前に脱出をしなくてはいけなくなったメンバーたち。スーザンはここに親子3体のサメがいると説明。
研究成果にこだわるスーザンは人命救助より自身の科学研究のためにサメを殺さないようにカーターやラッセル他のメンバーにいうが、彼らはそれに反発。
ケンカがおきるが、ラッセルは彼らを一括、一つにまとまあげこの事態を乗り切ろうと提案するが、安易に水辺に近づいた彼はサメのえじきになるのだった。
呆然とするスーザンたち。
プリ―チャーがガスでサメを爆死させる?
調理場で孤立していたコックのプリ―チャーも調理場が水に覆われサメにオウムを食い殺されてしまう。
プリ―チャーは窮地にたたされたが、調理場のガスを出したままにすると火のついたライターを投げ込んでサメを爆死させる。
プリ―チャーはサメを一体倒す!スーザンは研究データの入ったディスクをとるため別行動
スーザンたちはキャットウォークに乗り込み、上の階へ避難しようとするがここでメンバーの一人が食い殺されてしまう。
ピンチになりそうになったが、そこへプリ―チャーが救出にやってくる。プリ―チャーはサメを一体倒したことを報告。
彼らとともに脱出しようとするが、スーザンは研究データの入ったディスクをとるため彼らと一旦別行動をとる。
しかし、途中でサメに襲われスーザンは電流を使いサメを殺すもののデータも破損してしまう。
カーターは避難!ウィットロック博士は死んでいた?
カーターと生き残りのメンバーは施設に入った水をなくすためにポンプを操作しようと、水没した部分へ向かうが作戦は失敗し、他のメンバーは食い殺され、カーターはなくなく避難する。
その時、ウィットロック博士が死んでいることに気がつく。
その頃、プリ―チャーは遺言を残そうとするが、暗くなりすぎてしまったのでジョークをいいお茶を濁していた。
スーザンとカーターとプリ―チャーは脱出を試みる?
やがて、スーザンとカーター、プリ―チャーの3人は再び集まるとここからの脱出を決意。海へ浮かび脱出することにするが、プリ―チャーが途中でサメに襲われる。
しかし、運よくサメの頭部に十字架を突き刺したことでプリ―チャーは生存。カーターとスーザンはプリ―チャーを助けると、かろうじで残った陸場にプリ―チャーを置いた。
カーターはその時、サメがここから逃げだしたいのだと把握する。
スーザンはサメを殺そうと試みるが殺される?
スーザンは自分のしたことを悔いて、あのサメが世間にでてはいけないとサメを殺すことを決意。そのための餌になると、自分の腕を岩で切り裂き傷を作ると海に飛び込む。
カーターはそれを止めようとしたが、サメの動きは素早くカーターの観ている前でサメにスーザンは殺された。
カーターにも襲い掛かろうとするが、カーターはそれをよけサメのヒレの部分に手をつかむ。
プリ―チャーはボウガンで矢を当てるがカーターを巻き込む?爆発させる?
その頃、陸上にいたプリ―チャーは起き上がるとカーターの持っていたフック状のボウガンを手に取った。このボウガンの弾にあるフックは、爆破装置と繋がっていた。
プリ―チャーはなんとか、サメにその矢をあてるが、カーターを巻き込んでしまう。
カーターとサメはそのまま海へ消えていく。
プリ―チャーは仕方ないと自分に言い聞かせると、フックと起爆装置をつなげ爆破する。サメは大爆破とともに死亡。カーターは何とか生きていた。
結末
プリ―チャーとカーターはなんとか陸上に上がると、ヘリが迎えに来たのをさとる。二人は「海はもうこりごりだな」とジョークをいいながら笑い合うのだった。
なんと、本作の結末はプリ―チャーとカーターが生き残るというものでした。
映画「ディープ・ブルー」の見どころ
誰が死ぬかわからないハラハラ感
本作の主人公はスーザン・マカリスター博士でした。
しかし彼女は全ての諸悪の根源ともいえる存在で観客の同情をよせれないとした、レニー・ハーリン監督は彼女を終盤で殺害することを提案。
さらに、本作で唯一スター俳優といえるラッセル役のサミュエル・L・ジャクソンは中盤で死亡。
誰が死ぬかわからないというハラハラ感が終始伝わります。
無能すぎないでも、有能すぎないほどよい塩梅なキャラたち
この手のパニック映画では無能すぎるキャラがでてきたり、逆に有能すぎるキャラが一人活躍して終わるというパターンがあります。こういうことがある場合、イライラしてしまうのですが。
この映画に出てくるキャラは無能すぎないし、有能すぎるわけではないちょうどいいバランスになっているのです。
この絶妙なバランスが映画に程よい緊張感を与えます。
映画「ディープ・ブルー」の感想は?
出典:https://filmarks.com/movies/8180
本作「ディープ・ブルー」の感想としては「サメ映画の中では屈指の出来の映画」という感想が浮かび上がるでしょう。
サメ映画かずあれど、本作とジョーズは必ずできがいい作品として名前があがります。
エンターテイメントとしても楽しい作品なのでお楽しみください。
映画「ディープ・ブルー」で印象に残ったセリフ
プリ―チャーの名台詞【その1】
自分の死を決意し、遺言を残すことにした彼。そんな彼も昔は結婚し、いい夫やいい父親であろうとしていました。しかし、結果を残せませんでした。彼にとって、家族はアクアティカのメンバーだけだったのです。
孤独な彼はその死の前に遺言を残すことになったときもジョークと料理のレシピをいうという行為を行ったのでした。
ちなみにこの言葉通りにオムレツを作ると、牛乳を入れるよりおいしくなりましたのでオススメです。
プリ―チャーの名台詞【その2】
生き残っていたカーターに呼びかける言葉がこれです。
サメと殺し合ってこれです。なんともとぼけた男です。
プリ―チャーの名台詞【その3】
突如調理場に襲撃したサメ。そのサメから隠れるためにオーブンにいたら、なんとスイッチが入ってしまいもうちょっとで蒸し焼きになる寸前でした。
なんとか助かってよかったですね。
映画「ディープ・ブルー」を見た人の感想や評価評判口コミは?
マイナス評価の感想・声は?
いや、ディープブルーはほんと私の中で名作っす!様々な演出でサメが登場してきて闘うから面白いんだ^ ^あ、人物は主人公もすごくカッコイイけど、臆病で陽気なコックさんが推しキャラです笑!うーん語りたい!
— 諏訪彩花 (@Suwa_Ayaka) July 25, 2018
プラス評価の感想・声は?
ディープブルー昔の映画だからしょうがないんだけどCGしょぼいんよな
— 寅 (@torasab2) August 17, 2021
まとめ
本作はサメ映画の歴史にジョーズと肩を並べて残る傑作映画。
是非一度みてみてはいかがでしょうか。