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「竜とそばかすの姫」感想ネタバレは?見どころは?あらすじスタッフキャストも紹介

竜とそばかすの姫の画像
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2021年7月15日公開の「竜とそばかすの姫」日本のアニメーション映画です。

第45回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞しました。 来客動員数は、451.2万人で、興行収入は62.7億円を記録した人気映画の1つ。

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『バケモノの子』を超えて細田監督作品の最高記録を更新した事はニュースでも見た事あるのでは。

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映画「竜とそばかすの姫」のあらすじ

  • 高知県の田舎町に住んでいる、そばかすが目立つ地味な女子高生のすず。彼女は幼いころに母親を事故で亡くし、父親と二人暮らしです。
  • 母親と一緒に歌うことが何よりも大好きでしたが、母親の死をきっかけに歌えなくなります。父親との関係も上手くいかず溝が出来ており、作曲だけが生きがいとなっていました。
  • そんなある日、ネットに詳しい親友のヒロちゃんの手引きのもと、全世界で50億人以上の人々が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>に参加することになります。
  • <U>では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることが出来ます。ベルという「As」の姿になったすずは、<U>で自然と歌うことが出来ました。
  • 自然と歌うことが出来たすずは、自作のオリジナル曲を歌って多くのユーザーたちに披露します。当初は批判され、見向きもされませんでしたが、次第に歌姫として注目されヒロちゃんのプロデュースのおかげで遂にコンサートが開かれるまでになりました。
  • コーンサーと当日、突然謎の竜が現れて<U>の自警団を相手に大暴れし、コンサートは台無しになってしまいました。
  • コンサートの中止に起こる人々によって、「竜の正体探し」が行われるようになります。<U>と現実の世界双方で誹謗中傷が溢れ、竜を二つの世界から排除しようという動きが加速していく中、ベルは竜を探し出しその心を救いたいと願いますが・・・。

映画「竜とそばかすの姫」の見どころ

作品の舞台は高知県で、作品の中には県内に実在する場所やモデルとしたものが登場しています。

例えば、すずが通学路で渡る沈下橋のモデルは仁淀川にかかる浅尾沈下橋で、普段利用しているバス停は県交北部交通の西の谷第二バス停で、鉄道はJR伊野駅です。

実在の場所と見比べながら鑑賞して観ると、より作品を楽しめるかもしれません。

太郎
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またキャストが有名俳優や女優、歌手の方々と豪華なキャスティングなので、是非、注意して聞いてみてください。

映画「竜とそばかすの姫」の感想・ネタバレ

竜とそばかすの姫の画像

出典:wowow

映画「竜とそばかすの姫」の感想です。多少ネタバレ含みます。

絵の美しさ・歌の上手さが印象的

ベルの歌唱シーンがとても美しく、歌も上手く聞き入ってしまいました。

元々、プロモーション映像を見た時から、絵の美しさ、歌の上手さは分かっていましたが、改め全体を見てみるとあまりの美しさに作品に引き込まれました。

序盤でベルがクジラの上で歌っているシーンは、「サマーウォーズ」のOZに登場しナツキにレアアイテムを渡してくれたクジラを思い出し、感慨深くなりました。「バケモノの子」でもクジラのキャラクターが登場していたので、何か意味があるのか気になりました。

主人公すずの友人のヒロちゃんはネットに詳しいだけじゃない?

強烈に印象に残っているのが、主人公すずの友人のヒロちゃんです。ネットに詳しいだけの女の子と思いきや、毒舌で、情報に強く、プロデュースがとても上手いという設定盛り過ぎなのでは?と言いたくなるほどの強烈なキャラクターで思わず笑ってしまいました。

すずが幼馴染みとの関係を女子たちに誤解され、炎上するとすかさず消化に回り、手際よく事態を鎮静化させました。

また、ネットのやり過ぎで親に怒られても、別の場所で家と変わらない設備でベルのサポートを続けます。その執念と篤い友情に、こういう子が同級生にいたら退屈とは無縁の学校生活が送れそうだなと思いました。

印象深いシーンは?

個人的に、ベルが歌姫として話題になり、世界中の人々に注目されるようになって高笑いしているシーンが一番気に入っています。

 

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映画「竜とそばかすの姫」の登場人物・キャスト

  • すず/ベル:中村佳穂
  • 竜:佐藤健
  • しのぶくん(久武忍):成田凌
  • カミシン(千頭慎次郎):染谷将太
  • ルカちゃん(渡辺瑠果):玉城ティナ
  • ヒロちゃん(別役弘香):幾田りら
  • ジャスティン:森川智之
  • イェリネク:津田健次郎
  • スワン:小山茉美
  • ひとかわむい太郎・ぐっとこらえ丸:宮野真守
  • 吉谷さん:森山良子
  • 喜多さん:清水ミチコ
  • 奥本さん:坂本冬美
  • 中井さん:岩崎良美
  • 畑中さん:中尾幸世
  • すずの母親:島本須美
  • すずの父親:役所広司

映画「竜とそばかすの姫」のスタッフ

  • 監督・脚本・原作:細田守
  • 現実世界キャラクターデザイン・作画監督:青山浩行
  • 〈U〉作画監督・CG作画監督:山下高明
  • 竜デザイン・CGキャラクターデザイン:秋屋蜻一
  • CGキャラクターデザイン:Jin Kim CGディレクター:堀部亮,下澤洋平
  • 美術監督:池信孝
  • プロダクションデザイン:上條安里,Eric Wong
  • 音楽:岩崎太整(音楽監督),Ludvig Forssell,坂東祐大
  • 主題歌:millennium parade × Belle(中村佳穂)「U」
  • 撮影:李周美,上遠野学,町田哲
  • 編集:西山茂
  • 制作会社:スタジオ地図

まとめ

主人公は等身大の女の子であまり美化されていないので、感情移入がしやすくストーリーに没入しやすいと思います。

ネットの楽しさや可能性・怖さや危うさも、分かりやすく色彩豊かに表現されているので、それだけでも十分に楽しめます。

また、世界観が「サマーウォーズ」のOZに似ているので、「サマーウォーズ」を視聴してから、「竜とそばかすの姫」を観るとより楽しめると思います。

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