その華麗な雄姿は多くの人に勇気を与えました。強く輝く彼女は、どういった環境で育ったのでしょう。
ここでは、前川楓さんの出身地や、学歴について調べてみました。
目次
前川楓の生年月日や出身地は三重県?
津市は、三重県の中央部に位置し温暖な気候と豊かな自然が魅力です。きっと、幼い頃の前川楓さんは自然の中を元気に走り回っていた事でしょう。
三重県の女性は、明るく活発な人が多いと言います。
前川楓さんの魅力は、なんといっても明るい笑顔です。片足切断という悲劇のなか、前川楓さんはとても前向きでした。
陸上を始めた頃は、誰かと走る楽しさや、風を切って走る気持ちよさに夢中だったそうです。そして、その笑顔は多くの人の心を動かしました。前川楓さんの、前向きで明るい笑顔や言葉に励まされた人もいたのではないでしょうか。
前川楓さんの明るさは、県民性ならではなのかもしれませんね。これからも、前川楓さんの明るい笑顔は多くの人に勇気と希望を与えてくれる事でしょう。
前川楓の小学校は?小5でバスケ入部?
ですが、小学校5年生の時からバスケットボールを始めた事はわかりました。
三重県というと、バスケの強豪校がある事でも知られています。
きっと、前川楓さんも将来はバスケ選手になりたかったのかもしれませんね。
前川楓の中学校は?中3で交通事故?
おそらく、津市の公立校であると考えられます。
中学3年生の時に交通事故で右太腿を切断
中学校では、バスケットボール部に所属していた前川楓さん。部活に精を出す日々でした。
ですが、いきなりその日常は変わりました。
中学3年生の時に、前川楓さんは交通事故により右太腿を切断したのです。夏の最後の大会を1週間後に控えた悲劇でした。
前川楓さんは、病院のベッドで泣き続けたそうです。
義足のモデル・GIMICOが救いに
中学生だった前川楓さんにとって、片足切断という現実はかなり受け入れ難い現実だった事でしょう。数回の手術を経て、リハビリを乗り越えた前川楓さん。不安と絶望に落ち込む前川楓さんを救ったのは、義足のモデル・GIMICOさんです。
前川楓さんは、義足のかっこよさに魅了されたそうです。そして、義足を使う時には隠さず見せて行こうと決めたとか。
かなり勇気がいる決断たったと思います。
中学校はクラスメイトのサポートもあり無事乗り切る
退院後はすぐに義足をする事はできず、中学校の間は松葉杖を使用していました。
クラスメイト達のサポートもあり、前川楓さんは中学校生活を乗り切る事ができました。
「SEKAI NO OWARI」も支えに?
前川楓さんが、辛いリハビリを耐えて義足で歩けるようになったのにはあるアーティストの存在も大きかったのです。それは、大人気バンド「SEKAI NO OWARI」です。
前川楓さんは、ライブを観に行くために頑張り、なんと2週間で歩けるようになったのです。
前川楓さんにとって、「SEKAI NO OWARI」は心を常に支えてくれる存在だったのでしょう。
前川楓の高校は?大和鉄脚走行会に参加?リオパラリンピックに出場?
「大和鉄脚走行会」に参加
高校1年生の時に、リハビリ担当医の勧めにより「大和鉄脚走行会」に参加しました。そこで、前川楓さんは義足で走る楽しさを知ったのです。
そして、義足のアスリート・大西瞳さんとの出会いをきっかけに本格的に陸上を始めたのです。
2016年のリオパラリンピックに出場
自己流で練習を重ねた前川楓さんは、2016年のリオパラリンピックに出場しました。
その結果、走り幅跳び4位、100M7位でした。この結果に、前川楓さんはコーチの必要性を感じたそうです。その後、2018年のインドネシア アジアパラ協議大会では100M2位、走り幅跳び4位と好成績でした。
前川楓さんの活躍に、多くの人は驚き歓喜しました。パラリンピックの凄さや素晴らしさを、多くの人が知るきっかけになったのです。
前川楓の大学は?
出典:https://www3.nhk.or.jp/news/special/2020news/athletes/65/26.html
専攻は、生活科学学科食物栄養学でした。将来の事を考えての事のようです。アスリートは、やはり栄養バランスが何よりも大切です。
前川楓さんは、以前に無理な減量をした経験があったからです。大学で栄養学をしっかり学び、正しい減量方法を身につけた前川楓さんはヘルシーな食生活を可能にしました。
栄養士の免許を取得した前川楓さん。インスタグラムには、美味しそうな料理の数々が投稿されています。こんなに美味しそうで、健康にいいなんて素晴らしいですよね。
まとめ
前川楓さんは、アスリートとしてだけではなくアーティストでもあります。
義足をテーマにした絵本を作りたいという夢を叶えたのです。義足の子犬が主人公の「くうちゃん いってらっしゃい」は、東京パラリンピックのトレーニングをしながら完成させた力作です。
くうちゃんいってらっしゃい/白順社(ゆうプロジェクト)/まえがわかえで
その絵本には、「みんな違って、みんないい」という前川楓さんのメッセージが込められています。
前川楓さんの、これからの更なる活躍が楽しみです。
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