性格が悪いのに、なぜか憎めないという不思議なキャラクターでした。弁護士と聞くと、かなり頭のいいイメージですよね。
堺雅人さんは、学生時代どうだったのでしょう?やはり、頭は良かったのでしょうか?
そこで、堺雅人さんの学生時代を調べてみました。思わぬ素顔がわかるかもしれませんよ。
目次
堺雅人の小中学校はどこ?宮崎市?
小学校は宮崎市立国富小学校
堺雅人さんが入学したのは、宮崎市立国富小学校です。
この頃の堺雅人さんは、本が大好きだったそうです。おとなしい性格で、クラスでは目立たないタイプだったようです。
心配した父親が、半ば強引に堺雅人さんを少年野球のチームへ入れた程でした。ですが、運動が苦手だった事もあり堺雅人さんは野球にのめり込む事はなかったそうです。
中学校は宮崎大学教育学部附属中学校
小学校卒業後は、宮崎大学教育学部附属中学校に進学。県内有数の進学校で、堺雅人さんは受験の末入学しました。
中学ではブラスバンド部
中学ではブラスバンド部に所属し、ホルンを担当していたそうです。
ホルンは、金管楽器の中でも演奏が特に難しいと言われています。堺雅人さんがホルンを吹く姿、見てみたいですよね。
「三國志」のゲームにハマる
歴史が好きだった堺雅人さんは、この頃に「三國志」のゲームにハマりました。パソコンを持ってなかったため、友人の家に行って遊んでいたそうです。
しかし、この何気なく遊んでいた「三國志」が後に俳優となった堺雅人さんと繋がります。「三國志」を手掛けた、プロデューサーのシブサワ・コウさん。なんと「真田丸」の3D地図監修をしていたのです。
堺雅人さんがシブサワ・コウさんと対談した際には、中学時代に夢中だったゲームについて熱く語ったそうです。憧れの人と仕事をするなんて、そうそうある事ではありません。かなり奇跡的と言えます。
堺雅人の高校は宮崎南高校で部活は演劇部?
1962年に開校した進学校で、卒業生のなかには有名国立大学に合格した人が多数います。
部活動は演劇部
中学ではブラスバンド部に入っていたという事は、高校でも音楽に関する部活を選んだのでしょうか。
堺雅人さんが選んだのは、演劇部でした。
演劇部に入った理由は顧問の先生や先輩が威張っていなかったからとか。ですが、ここで堺雅人さんは演じる楽しさに目覚めます。
更に、脚本や演出も担当しその多才ぶりが発揮されました。高校2年生の時には、九州で開催された演劇コンクールに出場。見事、創作脚本賞を受賞しました。
ですが、当時の堺雅人さんは俳優を目指していたわけではありません。堺雅人さんの夢は、通商産業省(現・経済産業省)の官僚になる事だったのです。
ですが、この時の演技の経験が俳優・『堺雅人』の基礎を作った事は間違いないでしょう。
伊藤一彦が高校時代の恩師
出典:https://mainichi.jp/articles/20211030/ddp/014/040/008000c
堺雅人さんの高校時代の恩師に、歌人の伊藤一彦さんがいます。伊藤一彦さんといえば、教員を続けながら作歌活動をしていた事で知られています。
堺雅人さんと伊藤一彦さんは、『ぼく、牧水!歌人に学ぶ「まろび」の美学」を共著で発表しました。内容は対談形式になっていて、2人の楽しそうな会話が繰り広げられています。
伊藤一彦さんも、立派に成長した教え子の姿にさぞかし喜んだ事でしょう。
きっと、堺雅人さんに多大な影響を与えた人物に違いありません。
堺雅人の最終学歴は早稲田大学第一文学部?大学中退?
堺雅人さんが入学したのは、記念受験で受けた、早稲田大学第一文学部でした。大学では、中国文学を専攻したそうです。
演劇研究会に入る?劇団「東京オレンジ」を結成?
早稲田で演劇研究会へ入った堺雅人さんは、ここで演劇の楽しさにのめり込みました。
劇団「東京オレンジ」を結成し、看板俳優として活躍するようになったのです。実験的な作品を多く手掛け、「東京オレンジ」は次第に注目を浴びるようになりました。
大学3年時に大学中退
やがて、プロの俳優を目指す事を決めた堺雅人さん。大学3年生の時には、大学を中退してしまいます。
両親から勘当され、仕送りも途絶えた堺雅人さん。経済的にも苦しい状況になり、道端に咲いているタンポポを食べた事もあったそうです。
ですが、堺雅人さんの決断は決して間違ってはいませんでした。NHK朝ドラや大河ドラマに出演し、日本アカデミー賞優秀主演男優賞も獲得しました。その類まれな演技力で、俳優としての地位を確保していったのです。
ちなみに堺雅人さんの両親など家族については別記事で紹介していますのであわせてご覧ください。
堺雅人の卒アル画像はある?
その雰囲気は、まるで文豪のような知的さを纏っています。写真の横には、高校時代で得たものについて綴られていました。
「多少の知恵と友人達、そして体重」という文面から、堺雅人さんのユニークな一面が垣間見えますね。
まとめ
出典:https://eiga.com/person/32043/
芸能界屈指の読書好きとして知られる堺雅人さん。その読書好きは、小学生の頃からのようです。高校時代から演劇の楽しさに目覚めた堺雅人さん。大学を中退してまで、その夢を追いかけたのです。
現在、堺雅人さんは多くのドラマや映画で活躍しています。その陰には、学生時代の経験が大いに関係していたのでしょう。
大学では中国文学を専攻していた堺雅人さん。マカオで開催された「第55回アジア太平洋映画祭」では、流暢な発音でプレゼンターを務めました。中国のドラマや映画で、いつか主演する日も来るかもしれませんね。